多様な事業を展開する。株式会社N.E(ナインアース)

昨今は地方にいることが多い私ですが、地元名古屋にも素敵なビジョンを掲げ、営まれている会社が数多く存存在します。

今回は、平均年齢27歳! (若い。)

多様な事業を展開されている、株式会社N.E 代表取締役 南 広一朗さんにお話を伺ってきました。

よろしくお願いします*

株式会社N.Eとは

令和元年12月に設立された、株式会社N.E(ナインアース)。
創業メンバーは5人で、医療福祉人材とオーダースーツの二事業でスタートされました。

株式会社N.E

元々は大手で働いていたという、南さん。
仕組みによって組織構成されており、その人らしさや適正を理解して動いている人が少ないのではないかという印象を持たれていました。そのことについて共有できる上司も少なかったため、正々堂々と自信を持ってビジネスをしたい(してほしい)という想いで、独立に至りました。

現在は、「医療福祉人材事業」「オーダースーツ事業」「美容サロン事業」「カフェ事業」「通信人材事業」「精神科特化訪問看護事業」「SNS・広告運用事業」を展開されています。

スタート段階では、これだけ事業展開するつもりもなければ、雇用するつもりもなかったという、南さん。ビジネスについては特に学ばれたことはなく、やりながら学んでいったのだそうです。

会社の雰囲気はというと、とても活気のある印象でした。成長意欲や向上心が高い人が多く、独立を前提として入社する方も。

「人材の最大値を引き上げ、挑戦できるフィールドを創り新たな価値を生み出し続ける」というビジョンを元に、それぞれが最大限に輝ける場所を作り出しています。

精神科特化訪問看護事業とは

様々な事業を展開されている株式会社N.Eさんですが、今回は精神科特化訪問看護事業に焦点をあてて、お話を伺っていきたいと思います。

患者さんやその家族に寄り添い、住み慣れた場所でその人らしく生活できるように、医療的な側面から支援する取り組みを訪問看護と言います。
その中で、精神疾患を抱えた患者さんの支援を行うのが精神科訪問看護です。

昨今では、うつ病や統合失調症などの精神疾患に関する文献もよく目にするようになり、一般的にも認識が広がりつつあります。

愛着障害やトラウマ、閉塞感や無価値感など。様々なことが引き金となり、症状として現れます。
自分には無関係だと思われる方も多いと思いますが、そう言い切ることは難しく、誰にでも起こりうる病気です。

病床の減少や患者さんの増加によって、「病院から在宅へ」という流れの中にあります。そのような方々の支援の一つとして精神科訪問看護があり、現在そのニーズが高まっています。

訪問看護に着目したきっかけ

東京都で実際に訪問看護の事業を展開されている方のお話を聞いたことで、訪問看護について興味を持つようになった、南さん。

人材事業が医療福祉関係だったということもあり、看護師の集客も可能でした。
様々な要因が重なり、事業を立ち上げることとなりました。

精神科特化訪問看護事業は、令和4年11月にスタート。 

設立してまだ半年程度ですが、利用者さんは既に満員御礼。
多くの人々から必要とされる、事業となっています。

自らが主人公に

まだまだ始まったばかりの事業となりますが、訪問看護の今後についてお伺いしたところ、「自社の強みを活かしていきたい」とおっしゃっていました。

2名体制の訪問看護は全国的にも珍しい形態だそうで、ワークライフバランスが整いやすい点が強みです。その形態を活かして、今後も展開されていく予定です。

また、次年度には看護師さんの人数を増やし、8人体制くらいにしていきたいと話されていました。
より多くの人々にサービスを展開することができるようにと、準備をされています。

今回は、株式会社N.Eさんにお話を伺いました。様々な事業が展開されていて、聞いているだけでワクワクしました。

次回は、精神科特化訪問看護事業について、さらに探究していきたいと思います。
是非、お楽しみに。

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